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グラン中心企画サイト「流星虹に君を想う」様に提出させていただきました。
参加させてくださってありがとうございました!
バングラです!相変わらずバングラです!
バングラばっかり2作品も書かせてくださって本当にありがとうございます・・!
お題は「くらり、甘い眩暈。」です。
これ見た瞬間、バングラでやるしかないと思った。
それでは、読んでくださる方は追記よりどうぞ。


くらり、甘い眩暈。
(全ての仕種が起爆剤。甘い甘いお菓子のように。)



「バーン、どうしたの?食べないの?」

目を細めて目の前で笑うグランはどうしてこんなにも妖艶なんだろう。
外に出たついでにと買ってきてくれたケーキを、俺の部屋で二人で食べている。
小さなローテーブルの向こうで、グランはポーションを一つ持ち上げた。

「バーン、ミルクティーがいい?」

「ん、あぁ」

「じゃあバーンの分も入れるね、砂糖は?」

「いる」

「ははっ、やっぱり。君は甘党だからね」

煎れたばかりの紅茶に、グランはミルクと砂糖を加えた。
もう一つ、ミルクだけ入れたのは恐らくグランのものだろう。
(意外だが、グランは割と小食なうえ甘いものは好んで食べない。)

「はい、どうぞ。君の分だよ」

「ん、サンキュ」

「別にいいよこれくらい。それにしても珍しいね?」

「何がだよ?」

「バーンが、甘いものを前にまだ手を付けてないなんて」

「別にいいじゃねぇかよ、そんなの」

俺の目の前には、綺麗にデコレーションされたショートケーキ。
ふわふわのスポンジ、雪原みたいな生クリーム、目立つ赤いイチゴ。
・・・あ、グランの髪みたいだ、このイチゴ。

「だって、バーンったらいつも俺よりケーキ食べる方に集中してるじゃない?」

「何か食ってる時に話しかけてくるお前が悪いんだろうが」

どうやらいつまでも手を出さない俺に不満なようなので、
フォークを持ってケーキを一口分に切ってやる。
それを見て、グランも自分の前にあるレアチーズケーキに手を出し始めた。

「・・・ん、甘さ控えめだ。今度からこのケーキ屋さんにしよう」

「なんだよ、甘いもん食わねぇくせに」

「いいじゃない、バーンはケーキ好きなんでしょう?」

「まぁ、好きだけどよ」

「今度、一緒に出かけようか。それでケーキ食べよう」

それがいい、と一人で納得して笑うグランは、紅茶に口をつけた。
これはデートの誘いなんだろうか、一緒に出かけてケーキを食べるなんて。

「・・・グラン、」

「なんだい、バーン?」

「今度出かけるときは、俺に一言掛けてからにしろよ」

「ん?」

どうして、と続けようとしたその唇を、身を乗り出してキスで塞ぐ。
抵抗しないグランの唇を離してからそっと舐めると、
ほんのりと、レアチーズケーキとノンシュガーのミルクティーの味と匂いがした。

「・・バーン?」

「俺の部屋でも別にいいんだけどよ、」

「うん、」

「やっぱ、外行って色々見て歩いたり食ったりしてぇじゃん」

「・・・ふふ、」

そうだね、今度デートしようね、とグランは目を細めて笑った。
照れているのか、うっすら上気した頬とグランの逆立った髪が、
やっぱりイチゴみたいでうまそうだ、と思いながら、俺はケーキのイチゴをフォークで刺した。
(赤くて甘くていい匂い。やっぱりあんたは頂きたくなる極上品。)










あとがきという名の懺悔

このお題を選んだ理由が、工口スな香りを漂わせたかったからなんですが。
なんかもうケーキ食べてる話になってしまった、これは一体どういうことだ。
とりあえず、グランの妖艶な仕種を前面に押し出してみたんですがどうでしょうか。
目元と口元と指先と体のラインがグランは工口いんですよね・・。
ちなみにバーンは甘党で大食い、グランは小食で甘いのはそこそこ食べられる感じ。
それにしてもこの二人はどうしてこうイチャつきたがるんだ。
まぁ書いてて楽しかったからいいけどね!
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!
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