上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
鬼道さん受け企画サイト「鬼嫁」様に提出させていただきました。
参加させてくださってありがとうございました!
佐久鬼です・・・コロコロ設定になっております。
ちなみにカプ要素は少し。怪しい雰囲気注意。書くの楽しかったです・・!
お題は「強めの口調のあなたが好きです」です。
なんかあんまりお題に沿っている感じしませんけど・・←
それでは、読んでくださる方は追記よりどうぞ。


強めの口調のあなたが好きです
(見ているだけで満たされる、あなたへの想いはどこへ。)



紅いマントがその背に靡く。少々、小柄で細身なその身体が大きく見えるのは威圧感。
同い年なのに、俺よりもとても頭が良くて、とてもサッカーが上手くて。
ゴーグルにマントなんていう奇妙な出で立ちが一瞬で気にならなくなった。
ボール捌きも、指示を出す声も、指も、靡くドレッドヘアも、全て美しい。
見た瞬間に、全てを無条件で差し出したくなるような、絶対的な支配力。

「鬼道さん」

「佐久間か、何だ?」

同じチームのメンバーとして、肩を並べてサッカーができるようになった。
近くで見たあなたはやっぱり綺麗で力強くて美しい。

「明日の練習についてなのですが、少しお時間よろしいでしょうか?」

「構わん、言え」

「はい」

明日の練習メニューに加えてほしい事項を口に出す。
時折興味深げに深く頷く仕草。ゴーグル越しにこちらを見る瞳。
(もっともそれは、見るというよりは睨みつけられているの方が正しいのだけれど。)

「そうだな、デスゾーンと皇帝ペンギン2号は要練習だ」

「はい、それと新しいフォーメーションなんですが」

「あぁ、この間提示したあれか」

「はい、次の練習試合の際に使用してみてはいかがかと」

「そうだな、次の試合に試すか」

クク、と喉の奥で鳴らすような笑い声。口元がつりあがる。
全てを踏みつけ全てを破壊し全ての上に君臨する帝王のような。
(少なくとも俺にとってはあなたはこの帝国学園サッカー部の帝王なのだ。)

「そうだ佐久間」

「はい、何でしょう?」

「明日、練習相手の偵察に行く、お前も来るか?」

「はい、どこまでもお供いたします」

その返答に満足してくださったらしい、俺の帝王はくつりと笑った。
(その哄笑はあなたに似合う、ひどく艶やかな笑みだ。)

「今日は気分がいいな、佐久間、少し遊ぶか」

「はい・・それは光栄ですが、一体何を、」

唇を、塞がれた。一瞬、本当に一瞬だったけれど。
柔らかな感触、掴まれた腕。レンズ越しにこちらを見る瞳は細められていた。

「き・・どう、さん?」

「知ってるぞ、佐久間。お前、俺のことが好きだろう?」

だから遊んでやると言ってるんだ、どうだ?
そう続けた鬼道さんが湛えた笑みはひどく扇情的で蠱惑的で、思わず喉を鳴らす。
機嫌の良い鬼道さん、今なら、今だけでも、あなたに手が届くなら俺は。
(たとえあなたにとっては遊びだったとしても。あなたをこの腕に抱けるなら、俺は。)










あとがきという名の懺悔

おかしい・・佐久→鬼にするつもりでこのお題選んだんだけど、
ていうかむしろシリアスチックになるはずだったんだけど、
あれ、なんで鬼道さま誘い受けになってるんだ。あれおかしいな。
最初の方はちゃんとお題に沿えてたんだけどな・・あれ?
まぁいいです。私はコロ鬼道さまの高飛車っぷりが大好きです。
コロ佐久間の敬語と下僕根性が大好きです(そんなシーンはありません
やっぱり佐久間は鬼道さんに対して敬語じゃないとな!
そのせいか、書いててものすっごい楽しかったですこれ。
実は、コロ設定で小話書いたのはこれが初めてだったんです・・。
というわけで、拙いですが企画参加作品です。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。