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えっと、ほまさんのところの楽器擬人化が楽しそうだったので小話。
実はこれ、ほまさんのブログにコメント完了直後に完成させたものだったんですが、
ほまさんに直接OK(という名のコメント返信)をいただくまでは、
upしないようにしていたのでした・・。
えっと・・登場するキャラはギルとミカエルとロベルトです。
ギルとミカエルの出会いとなっておりますが・・完全に捏造です。
何が捏造って過去捏造的な意味でもキャラ捏造的な意味でも(おま
シリアスはダメでギャグ的な軽いものなら小話大丈夫って言って下さったんですが、
これは……その「軽いもの」に入る…のか…?←
えと、ほまさんはお持ち帰り可です!受験頑張ってください!>私信
それでは、読んでやってもいいぞ!という方は追記よりどうぞ。


あれは、俺がロベルトに連れられて買い物に出た時のこと。
買い物帰り、一休みしようと立ち寄ったオープンカフェで。

「よお、珍しいなミカエル、お前が外に出てるなんて」

ロベルトの声に顔をあげたミカエルと呼ばれた青年。
(否、あの頃は互いにまだ幼かった、少年と形容すべきだろう。)
日の光を受けて光る白色の髪、薄いレンズの向こう側のダークパープル。
そんなミカエルを一目見た瞬間、俺は鳥肌が立った。

「(あぁ、こいつは、俺とは合わない)」

何があっても、どんなことをしても、いくら一緒にいようとも。
否、一緒にいようとすることすら考えられない、それくらいに。
俺はコイツが、このミカエルという奴が、一目会った瞬間から嫌いだった。
(嫌い、というよりはむしろ苦手と表現する方が正確であろうが。)

「ロベルトさん、えぇ、ここの紅茶が美味しいと聞いて」

「茶葉買って帰ればよかっただろ?お前、日光に弱いんじゃなかったか?」

「弱視ですからね、眩しいんです、それだけですから平気ですよ」

「そっか、俺は買い物帰りだ。こいつと一緒にな」

ほら、と軽く背を押され、ミカエルの暗い紫の瞳がこちらを眇める。
一瞬、値踏みするように上から下まで見ると、口元に笑みを湛えた。

「はじめまして、私はミカエル。どうぞよろしく」

「こちらこそ、ギルだ。よろしく」

作ったような笑みには、感情があまり籠められていない。
俺もぶっきらぼうに、むしろ睨みつけるように、ミカエルを見た。
何を思ったか、互いに第一印象は最悪だった。

「なんだ?ずいぶん仲悪いじゃねえか、どうしたんだよギル?」

「・・・別に、」

「なんでもありませんよ、ロベルトさん」

笑った、その笑顔もどこか取り繕ったような笑みだった。
当時はまだ短かった、肩につくかつかないかの長さの髪を揺らす。

「さて、紅茶も飲んだことですし、私はこれで」

「お?行くのか?」

椅子から立ち上がり、白いテーブルに置いてあった文庫本を持つ。
一連の動作はどこか芝居がかったような、けれど気品が漂っていた。
ふわふわした白色の髪はその動きに連動して揺れている。

「ええ、評判の割に香りが欠けてますよ、ここの紅茶」

「ははっ、手厳しいな。それじゃあまたな」

「ええ、また」

あなたも、と少し目を伏せたミカエルの、振り返った表情。
どこか陰鬱な、そして挑戦的な瞳と張り付けたような笑み。

「ああ、じゃあな」

俺のその返事を聞いたのか聞いていないのか、
振り返って去って行ったその背中はどこか冷たい雰囲気を漂わせて。

「やっぱり俺、」

「ん?どうした、ギル?」

「あいつ、嫌いだ」

どこが、とは端的に言えないけれど、俺は。
初めて会ったあの瞬間から、あの男が大嫌いだ。











あとがきという名の懺悔

過去にロベルトとギルが会っていることを前提に、
ギルとミカエルの初対面を書いてみましたがいかがでしょうか?
ロベルトとギルがいくつぐらいの時に出会ったのか、
それがわからないのでとりあえず、十代前半を目安に読んでいただければ。
(イラストは若く見積もって十代後半、もしくは二十代前半と見ましたがいかがでしょう?)
ギルとミカエルは何か問題が起きてそれで亀裂が入ったというよりも、
最初から徹頭徹尾理由などなく根本から相手のことを嫌っているイメージ。
コイツのああいうところが嫌い、こういう癖が嫌い、なんて、
相手に認めている個所なんてなく、なんとなく相手の全てが嫌いで気に食わない。
という・・なんか完全に捏造入ってます、すみませんほまさん。
こんなものでよろしければどうぞ贈呈いたします・・。
コメント
なんといううううううううううううう
うあああああああありがとうございますこれは叫ばざるを得ないですうわあああああああああ
なんという…!あぁぁぁ言葉にできません叫びすぎてすみません自分自重したまえええええ

コホン…
えーとですねとても素晴らしいグッジョブエクセレントマーベラスとしか言いようがありません。
ギルとミカエルの関係(なんとなく相手の全てが嫌いで気に食わない。というところ)をここまで正確に分かって下さるとは…!
感動で…!あぁぁぁぁってならざるを得ない…
しかも私へのお気づかい、すごく心痛みました…(うω;`)ウッ
本当に本当にありがとうございました…!
私も個人的にこの2人の関係がすごく気に入っているのでこの2人の小説を描いてくださるなんて本当に嬉しかったです…!
本当にありがとうございました!全力でお持ち帰りさせて頂きます!←
2010/01/11(Mon) 14:56 | URL | 誉 | 【編集
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