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クリスマス・カウントダウン企画第6段!
イナズマのガゼレゼとバングラです!カプ要素はあります。
主にグランのせいで若干アブナイ会話があるのでご注意を。
お題は「3.この熱は消えぬまま」です。
バングラがバカップルでガゼレゼは初々しいカップルな感じ。
あと、ようやくガゼるんのカルシウム不足(=イライラしやすい)設定が出せました(笑
どこの場所にいても、常識人はつらいのですよ・・・。
というわけで、読んでやってもいいぞ!という方は追記よりどうぞ!


この熱は消えぬまま
(この熱を、この温もりを、手放したくなくて。)


「なぁ、短冊何書いたー?」

「うん?『円堂くんと」

「やっぱりかよ!いい加減にしろよグラン!」

「安心しなよバーン、円堂くんのことは気に入ってるけど、好きなのは君だから」

「チッ、わかってんならいーんだ」

「何?妬いてくれたの?」

「俺のシュート止められなかったやつに嫉妬なんてバカらしいだろ」

「なんだぁ、妬いてくれてるのかと思ってたのに」

「(・・・何だこの空間)」

赤い髪の二人を目の前にしながらガゼルは思った。
モミの木を模したプラスチックの大きなツリーには何故か色とりどりの短冊。

「(いやいやいや、それ違うだろそれは七夕だろう!)」

ツッコミをいれたくてもどこからツッコんでいいのかわからない。
(何故なら、短冊はバーンやグラン以外の奴らもつけていたからだ)

「あ、ウルビダのがあるよ」

「へー?あの女でも願い事とかあるんだな」

「えーっと、『グランしねばいいのに』だっ・・・え?」

「完全にお前に対する恨みごとじゃねーか」

グランの浮かべていた笑顔がひきつって固まった。
バーンはフォローも何もなくキッパリとツッコんだ。
ガゼルはそんな二人を放って、黙々と部屋の飾り付けを開始した。

「ひどい・・!ちょっとウルビダと早急に話つけなくちゃ!」

「お前実は人望とかねーんじゃねえの?」

「そ、そんなこと・・・・」

「大丈夫だって、お前が追い出されたらプロミネンスに入れてやるよ」

「お揃いのユニフォーム着るってこと?」

「おお、そういうことになんな」

「わあ、好きな人とお揃いのユニフォームでサッカーとか憧れるね!」

「(もうお前ら、絶対零度の闇で凍れ)」

ガゼルの願い事が決まった瞬間だった。
真剣に短冊にこの願いを書くか否か迷っていると、部屋の扉が開いた。
入ってきたのは、ツリーの飾りの入った段ボールを抱えたレーゼ。

「えっと・・飾り、ここに置きますね」

「レーゼ、よく来たね。これをどう思う?」

「え?」

まともな思考回路をした人材を逃すまいと、ガゼルはレーゼの腕をつかむ。
振り返ったレーゼに指し示した先は、短冊の飾られたツリー。
見上げたレーゼの口元が引き攣ったのを、ガゼルは見逃さなかった。

「・・・と、とても素敵なツリーだと思います」

「レーゼ、棒読みなんだが」

「いえ、そんなことは・・ないです」

「レーゼ、私に対しては正直になってもいいんだよ?」

「・・・・短冊は七夕です」

「だろうね、私も同じことを考えていたよ」

ツリーの前でイチャイチャとしている(ようにガゼルには見える)二人は、
短冊とペンを片手に唸っていた。願い事を決めているらしい。

「バーン、何書く?」

「宇宙最強」

「うっわ、清々しいほど欲がないね」

「はぁ?これ以外に何書けってんだよ」

「例えば俺が欲しいとか」

「そんなん書いても書かなくてもお前は俺のもんだろ」

「それ告白?嬉しいなぁ、今夜サービスしちゃうよ?」

「じゃ、俺の部屋来いよな」

「もちろん」

ギリ、という歯ぎしりの音が横から聞こえた気がして、レーゼはちらと見る。
ガゼルは右手で前髪を梳かしながら、バーンとグランを睨みつけていた。
(髪を梳かす動作が、ガゼルが苛立った時の癖だというのをレーゼは最近発見した)

「あの、ガゼル、様?」

「・・・レーゼ、お前の部屋に避難させてくれないか」

「え?」

「あんなバカップルとなんて作業していられるか」

「はぁ、」

「お前の部屋でお前と読書していたほうがよほど有意義に過ごせる」

「そうです、か」

もう視界に入れたくもない、と言わんばかりに顔をそむけると、
ガゼルはレーゼの腕を掴んで、レーゼを見た。

「行くぞ、レーゼ」

「あ、はい」

「図書室に寄ろう、クリスマス関連の本を借りる」

「わかりました」

部屋の外に出ると、ようやく呼吸ができる、と言わんばかりに、
ガゼルは大きく息を吸った。それを見て、レーゼは苦笑した。

「ん?どうかしたか、レーゼ?お前が笑うなど珍しい」

「いえ、クリスマスが目前に控えていても、やはり日常は変わらないのだと思いまして」

「・・そうだな。なぁレーゼ」

「はい」

「クリスマス、一緒に過ごすか」

「・・・えっ、」

「私はお前と過ごしたい」

「は、はい、あの・・よろこんで」

顔を伏せたレーゼの顔はうっすらと紅く染まっていた。
緊張と嬉しさと、様々な思いが内包されたそれに、ガゼルは微笑む。

「よし。じゃあレーゼ、一緒に本を読むか」

「はい、ガゼル様」

腕をつかんだ手は手のひらまで滑り落ちて、レーゼの手を包み込む。
互いの体温が溶け合うように、繋いだ手のひらは温かい。
繋いだ手を軽く揺らして、ガゼルとレーゼは図書室に向かった。











あとがきという名の懺悔

・・・あれ、どこをどう間違ってこうなったんだ?
バングラ+ガゼレゼのギャグのつもりだったんだけど、
結局ガゼレゼのほのぼのオチに終わってしまった。なんでだ。
おかしいな・・短冊辺りまではちゃんとギャグにできていたはずなんだ。
あれか、バングラの予想外のイチャつきっぷりにガゼるんがキレたのか。
うちのガゼるんは基本的にカルシウム不足です←
まぁ、まとまってない感があふれてますけど、
とりあえずバングラ+ガゼレゼでし、た・・・?←
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