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うおおおお、前の記事は鬱MAXですみませんでした!
なんかすごい読み返すたび鬱になりそうだったんで記事消去しました!
読んでしまった方も読んでない方も気になさらずに!
デリートデリート!ライはそういう暗いのは伝染しちゃうタイプなんで無理だ!
寝たらこういうのは治りますんでね!うん気にしないでください!
というわけなので、気を取り直して小話書いてみたですよ!
久々(だと思われる)にAPHの仏英です!甘・・い感じ?だと思います。
カプ要素は・・・見ようによってはありますが喧嘩ップルです←
それでは、読んでやってもいいぞ!という方は追記からどうぞ!


「あれ、何だコレ?」

透明な瓶、それに貼ってあるシールに印刷されているのは英語じゃない。
蓋を開けてみると、どうやら匂いからして香水のようだ。
瓶の中にはほんの少し透明な液体が残っていて、首を傾げる。

「・・・つーかなんて読むんだコレ?」

おそらくこれはピローミスト   枕に吹きかける香水だ。
枕に匂いをつけて、安眠をもたらしたりするものなのだが。
英語ではない、というかこの文字は明らかに。

「・・・フランス語だよなぁ・・」

あの気取った腐れ縁にもらったものだろうか。記憶にない。
試しに、本来の使い方をしようと思って寝室の枕に一吹き。
霧のように噴射された液体は一瞬にして霧散して甘ったるい匂いを残す。

「・・・この、匂いは・・」

思い出した。これは確かにあの腐れ縁からもらったものだ。
俺がまだ小さいとき。あいつの方がずっと大人びていたとき。


* * *


『あれ、隈できてる』

『ほ、本当か!?』

『眠れないの?』

『う、うっせーよ!』

『全くもう、素直じゃないねぇ・・ほら』

ポケットから出された小瓶。俺の両手いっぱいの大きさの小瓶。
それに首をかしげていると、フランシスは目を細めて笑った。

『何だよ、コレ』

『ピローミスト。枕に吹きかけて寝れば、安眠できるよ』

蓋を開ければ甘ったるい匂い。鼻が痛い。あまり好きじゃない。
顔を顰めると、フランシスは肩を竦めて苦笑した。

『お前にはその匂いは早いかなぁ・・』

『なんだよ!ガキとか言うな!』

『言ってないでしょうが・・・とにかく使ってごらん?お兄さんのお墨付きだよ』

『ぜ、絶対に眠れるのかよ?』

『もちろん。だってそれ    、』


* * *


「何やってんの坊ちゃん」

「ぎゃぁ!?ててててて、テメッ、フフフ、フランシス!」

「え、何その慌てよう。何か見られちゃマズイものでもあるの?」

「ない!ないからあっち行け!つーかどっから入った!?」

「いや、普通に玄関・・あ、」

「あ?」

「それ、」

俺の手許を指差すフランシス。視線はしっかり小瓶に向いている。
ハッとして小瓶を背中に隠すが、フランシスはによによと笑うばかりだ。

「まだ持っててくれたんだ?寝られないの?」

「ちが、違ぇよばかぁ!今見つけたんだよ今!」

「なぁんだ、まだ寝られないんだったらお兄さん添い寝してあげようと思ったのに」

「誰がするか!」

「タイトルの意味、覚えてる?」

「あ?タイトル?」

フランシスの介入によって中断された回想、その中で答えは出なかった。
そうだ、そういえばさっきまでタイトルを何て読むかを考えてたんだった。

「覚えてねぇよ、なんて読むんだ?」

「faisons un reve(フゾン アン レーブ)だよ」

「へぇ・・・意味は?」

「夢を見ようよ」

「・・・は!?」

「だから、『夢を見ようよ』だってば」

「・・・それで、俺に?」

「そう。まぁ、あの時俺がそれを持ってたのは偶然だったけどね」

細められる海みたいな蒼い瞳。本当に、宝石みたいで綺麗だ。
正直、この小瓶をくれたことは、嬉しかったんだ。だからこんなに減っているのだし。
・・・俺があの時寝られなかったのは、誰も居なくて寂しかったからだ。
(まぁ、そんなのは悔しいし恥ずかしいから絶対に言わないけどな!)

「あの時、あんまり好きじゃないみたいだったのに随分使ったんだねぇ、それ」

「・・・まぁな」

「よーし、じゃあ過去の仲良しっぷりでも思い出しながらお茶にする?」

「はぁ?」

「ケーキ、作ってきたんだけど。お兄さんのケーキ食べない?」

「・・・・食う。紅茶くらいは、煎れてやらなくもないぞ」

「よし、じゃあ行こうか」

俺の家なのにどうしてコイツが俺の前を歩いているんだか。
・・・まぁ、それくらい俺達は長くいたのかもしれないな。
そうだ。久しぶりにこの小瓶、今日使ってみよう。
そう心の中でひっそりと思いながら、俺は迷わず客間に歩を進めるフランシスを追いかけた。











あとがきという名の懺悔


えーと。香水ネタですね。ちなみにこのピローミスト、実際にあります。
母の友人がくれたものなんですが、甘ったるい香りがします。
「使ってみる?」と母に貸してもらえたので、即行でメモった覚えが・・。
そして自分で使ってみるという。甘ったるい匂いがしました。
タイトル見た瞬間にネタにしようと思いましたとも、ええそりゃあもう。
いいよね仏英。こんな感じの二人が好きです。
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