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某国擬人化の小話。
普独です。カプ要素はちょっと。ほのぼのです。
まだまだ私の頭は普独のターンなのでこの二人の小話です(長
読んでやってもいいぞ!って方は追記よりどうぞ。


なんて綺麗な瞳をしているんだろうって、コイツを見たとき思ったんだ。
弟であるルッツ、ルートヴィッヒは、さらさらと金糸を揺らした。
短いその髪は撫でてやるとひどく指通りがよくて気持ちがいい。
(それはフランシスの髪みたいに、洗練された美しさの下、存在しているわけではないけれど)

「兄さん?」

「どうした、ルッツ?」

「兄さんこそだ。俺の髪に何かついてるか」

「いいや、いつもみたいに綺麗にまとまってるぜ、ルッツ」

「じゃあ何故そのまとまっている髪を解すんだ」

「前髪、下ろしてたほうが幼く見えてお前可愛いから」

膝枕されている状況で、こちらを見下ろすルッツの表情は良く見える。
肉体的な、そう例えば力が強いだのムキムキだのを褒められたときは甘んじるくせに、
髪や瞳の色、自分の先天的なそれら外見的内面的な何かを褒められると萎縮する。
萎縮するというよりは照れて何も言えなくなるといった方が正しいか。
何故なら今俺が見上げているルッツの頬は薄赤く染まって口をパクパクさせている。

「兄さん、」

「なんだ、ルッツ?」

「そういう冗談はやめろ」

「冗談?俺は本気だぜ、可愛い弟、ルートヴィッヒ」

「やめろ、なんか・・照れるから、」

「お前のそういうところが可愛いってんだよ」

起き上がって頭を撫でてやると、アイスブルーの瞳が細められた。
その綺麗な瞳が俺は好きだ。どんな宝石にも形容できないような水色の瞳。
無理矢理に形容するとしたらブルートパーズ、もしくはアクアマリン。
けれどそんな風にキラキラと輝くような宝石なんかじゃなくて。

「お前の瞳は氷みたいだな、ルッツ」

「氷、か?」

「あぁ。知ってるか?氷も鉱石に分類されるんだぜ」

「それは知らなかったが・・いや、何故氷なんだ?」

氷は透明だろう、俺の目は青かったはずだが、と続けるルッツに苦笑。
マニュアル人間の典型であるような堅物であるこの弟は、
生憎、俺の友人のようなロマンティックな思考は持ち合わせていないのだ。

「水面や鏡みたいに、お前の瞳は事実だけしか映さないからだ」

ほら、お前の瞳は今、俺を映して赤と灰色になってるぜ?
キスを落とせば、可愛らしい弟はその目をそっと閉じて抵抗しなかった。










あとがきという名の懺悔

ルートの瞳はアイスブルー、というのは私だけでしょうか。
ちなみに、ギルの瞳はガーネットです。深みのある、少し暗い紅。
私は瞳の色を形容するときによく自然のものや宝石を使うのですが。
ルートの瞳だけは、何故か「アイスブルー」と色で書きあらわしています。
単に青、というよりは水色、といった方が近い、でもそんな明るさはない色。
明るくはないけれど透き通っていて、色素の薄い、どこか冷たい感じもする色。
だからルートの瞳は「アイスブルー」です、というお話。
ギルはルートの瞳好きだけど、ルートはギルの瞳も髪も好きだと思います。
鉄のような重苦しい感じはしないプラチナと、血よりも赤い紅。
赤って言っても、鮮血のような赤ではなくて、鉄分が凝結した血のような暗い紅です。
冷たい感じしかしないのに、互いが互いを優しいと思ってるギルッツが好き。

コメント
わわわ。
うおっふギルッツ萌えーーーー!!!(叫

>>「水面や鏡みたいに、お前の瞳は事実だけしか映さないからだ」

にどきっとしました!
不憫なんか言ってることがすごくかっこいいです!ww

素敵なギルッツごちそうさまでした!^^

すいません!今更コメントしてしまって!
では失礼しました!ノシ
2009/03/08(Sun) 00:54 | URL | 水瀬渓斗 | 【編集
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