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日付変わる前にバレンタイン・カウントダウン企画第3段!
ポケモンのマツミナです!カプ要素はありますが大したことはしてないです。
お題は「4.きみ攻略マニュアル」です。しかし初々しくはないです(おい
というわけで、読んでやってもいいぞ!という方は追記よりどうぞ!


きみ攻略マニュアル
(ごめんね、こんなときにしか言えない僕を許して。)


「うっ・・・スイクン・・・・」

また始まった。発作のように繰り返されるミナキくんのうめき声。
彼は長年追い続けたあこがれのポケモンを、ついこの間ゲットされたばかりだった。

「あのねぇミナキくん・・・」

「分かっている、分かってはいるんだが・・そうだな、まだ少し時間がかかりそうだ」

いつまでもあの北風を追っていたかった。それだけが生きがいだった。
そう語ったミナキくんは顔を伏せてはいたけれど、泣くような真似はしなかった。
ただただいつも虚空を見つめて、哀愁漂う微かな笑みを浮かべるのだった。
(いっそ、泣いて悔しがってくれたらどんなに楽か。)

「ミナキくん、これからどうするつもり?」

「そうだな・・・まずタマムシに帰って・・研究を続けようかと思う」

「・・・スイクンの?」

「というか・・そうだな、伝説のポケモンの、だな」

「そう・・じゃあちょくちょく来てくれよ、その手の資料なら家にたくさんあるから」

「あぁ、そうだな・・・ありがとう、マツバ」

だから。そんな悲しそうな笑みを見せないでくれ。どうしたらいいかわからなくなる。
僕は人づきあいなんてほとんどしたことがないし、親友と呼べる人も君しかいないのだから。
けれどそうきっと、この僕の中に燻る想いは親友の枠を超えた想いなのだと気づいているけれど。

「そうか、じゃあタマムシに帰るんだね・・ずっとここにいてくれてもいいのに」

「ははっ、マツバ、さすがにそこまで迷惑はかけられないぜ」

「迷惑だなんて、本心だよ」

「は・・・・ッ?」

ついつい口に出してしまった本音に彼は不思議そうな顔をしたけれど、
そのあとポジティブに解釈したのか、快活に笑った。

「そうか、嬉しいぜ。エンジュも良い街だからな、ずっといてもいいくらいだが・・」

「いいよ、僕の家部屋余ってるし、ずっといればいいのに」

「そうだな・・じゃあお言葉に甘えてもう少し、」

距離を詰める、ミナキくんの翡翠色の瞳とかち合う視線、あと、一歩。
思わず目を閉じたミナキくんの唇にそっと自分の唇を重ねる。

「・・・マツ、バ?」

「良かった、もう少しここにいてくれるんだ?」

「へっ・・?あ、あぁ・・そう、だな」

「ここにいてよ、僕が忘れるくらい溺れさせてあげるからさ、」

「マツバ、きみ、」

「好きだ、ミナキくん」

言葉を紡げないように抱きしめた。鼓動が速い。
そっとミナキくんの腕が上がる。僕の背中に回るまで、あと。
(君を選ばなかったあの北風なんかより、僕に溺れてしまえばいい。)











あとがきという名の懺悔

マツミナってどうしてこうマツバさんがアレなんだろう・・。
マツバさんのイメージが既にヤンデレな件。こえええええ。
こいつ確実にオトしてきやがる、こえええええ。
ミナキさん押しに弱そう、というわけでスイクン捕獲されたすぐ後設定。
精神的に弱ってるところを的確についてオトすという。マツバさん確信犯!
初々しくもないしむしろ計算高くてマツバさんマジ自重しろ。
しかし書いていてとても楽しかったです・・・←
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