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ホワイトデー・カウントダウン企画第3段!
第3段はGXのヨハ万です!2日続けて遊戯王とかね!!カプ要素はあります。
お題は「1.放課後の教室で」です。
放課後の教室って言ったらものすごくベタだよなぁ、と思いながら、
だったらまぁネタくらいさっさと出てくるだろうと思ったら出ないんだよ・・orz
書きやすかったけどホワイトデーを無理やり絡ませたせいで難産でした。この野郎。
というわけで、読んでやってもいいぞ!という方は追記よりどうぞ!


「他になかったのか?」

心底嫌そうな表情で、万丈目は俺を睨みつけた。
夕暮れ時、誰もいないただっ広い教室に、俺は万丈目を呼んだのだった。

「うーん、だってほら、こういうの雰囲気が大事じゃない?」

「知るかそんなもの」

「万丈目は気にしないかもしれないけど、俺は気にするんだよ」

「相変わらずロマンチストだな、ヨハン」

「君も相変わらずリアリストだね、万丈目」

いつものようにそう返せば、薄暗い教室で万丈目は腕を組んだ。
この学園でただ一人だけ、彼だけが纏う黒い制服は、闇に溶けるようで。

「ねぇ万丈目」

「わかっている、さっさと要件を言え」

元々、俺が授業終了後の教室に何故、万丈目を呼びだしたのかといえば。
・・・今日はホワイトデーという、日本独特の風習があるそうではないか。
バレンタインには欧米風に、俺から万丈目へプレゼントをしたけれど、
ホワイトデーはバレンタインのお返しをもらえる日、万丈目に何かを要求すべく呼びだしたわけで。

「今日が何の日か知ってる?」

「知らん」

「ホワイトデーだよ」

そう返してにっこりと笑うと、万丈目は怪訝そうな表情を浮かべた。
視線を下に向けて、何やら考え込んでいる様子。
・・・あれ?ホワイトデーだからお返し、とかそういう・・あれ?

「それがどうかしたか?」

「うわぁ」

「なんだ?」

「いや、うん・・ホワイトデーって恋人同士の行事だよね?」

「・・・・・それがどうした」

「バレンタインのお返しをもらおうと思って」

最大級の笑顔を投下すれば、万丈目は頬を引きつらせた。
さりげなく後ずさっているのは気のせいなんだろうか。

「・・・それで、もしかして、」

「うん、呼びだした。何かちょうだい?」

手を差し出した。万丈目は少し悩んで、それから言った。

「俺は今、何も持ってないぞ」

「そうなの?」

「そうだ」

「うーんとねぇ、じゃあ、」

そこで意図的に言葉を止めて、俺は自分の唇を指さした。
そうしてにっこりと笑ってみせる。

「ここにキスしてよ万丈目、お願い」

「・・・本気か?」

「いいじゃない、何も持ってないんでしょう?」

「だ、だが・・・」

「俺達恋人同士、だろ?な?」

一歩近づく。一歩下がる。ゆっくりゆっくり壁際まで追いつめて。
顔を近づければ、万丈目は目を固く瞑った。そっと、耳元で囁く。

「ねぇ、俺に君からのキスを頂戴?」

「ッ・・・!特別、だからな!」

観念したようにそう言って、万丈目は俺の胸元を引っ張った。
一瞬の、柔らかな感触が唇を掠める。次の瞬間には不躾に突き飛ばされた。
顔を上げれば、自分の腕で赤い顔を懸命に隠そうとしている万丈目。あぁ。

「可愛い」

「くッ・・!も、もうやらんぞ!」

「うん、ありがとう、嬉しかったよ」

「チッ・・・!」

「だから今度は俺からね」

「は?」

だってそんなに可愛い顔するんだもん、キス、したくなっちゃったよ。
呟くように、囁くようにそう言って、俺は万丈目の唇にそっとキスを落とした。










あとがきという名の懺悔

ヨハ万やべえ超楽しい・・!うう、書きやすいよぉ久しぶりだよぉ大好きだよぉ!
ホワイトデー無理やりこじつけてみました。昨日のはあまりにも・・うん、関係ないしね。
日本だけの行事だから、と思ってさ・・こういうとき外国人っていいよね。
知らん振りとかできるもんね。ヨハンはあいつ確信犯だけどな!←
でも多分、知ったら知ったで迫るんだろうな、と思ったらこうなっていた。
放課後の教室ってベタなのにどうしてこんなに難しいんだろう、おかしいな。
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