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ホワイトデー・カウントダウン企画第1段!
とりあえず、バレンタインに書けなかったCPであげてみようと思いました。
第1段はイナズマの一土!本当は書きたかったネタがあったんだ・・ちくしょう・・!
カプ要素はあります。イチャついてます。ていうかこれキスお題・・←
お題は「4.騒がしい廊下で」です。
え?!それいきなりいっちゃう!?とか思うかもしれませんがいっちゃいます(笑
というわけで、読んでやってもいいぞ!という方は追記よりどうぞ!


「どーもん!」

名前を呼ぶ声とともに、腰に衝撃。勢いよく抱きつかれた。
片腕で抱えていた教科書と筆箱が廊下に零れ落ちたけれど、なんとか踏みとどまった。
そうして抱きついてきた犯人を視界に入れるべく後ろを振り向く。

「一之瀬・・・」

「あは、バレてた?」

「俺の腰に抱きつくのはお前しかいない」

嘆息とともに肩を竦めて、俺は筆箱と教科書とを拾おうと手を伸ばした。
腰をかがめようとしたけれどうまくいかない。なぜか。それは。

「・・・一之瀬、離れてくんないかな」

「嫌だよ。ねぇ、前の時間・・あ、理科だったんだ」

なるほどね、それで居なかったのか、と納得したように一之瀬は一人ごちた。
それはいいんだ、納得したなら離れてくれないだろうか。

「一之瀬、離れてくんない?」

「なんで?」

「お前・・・ここがどこだか知ってんの?」

「廊下」

即答かよ。しかも分かっててやってんのかよ。この確信犯!
休み時間の騒がしい廊下で、男子生徒二人が抱き合っているこの状況。
奇異に映らないわけがない。というか周りを人が通らないのはおそらくそのせいだ。

「スキンシップ激しいのは分かったから離れろって、変に思われるぞ?」

「ん?だって、土門が言ったんじゃない。日本では簡単に女の子に抱きついちゃダメって」

「言ったけども!女の子だけじゃなくて男にも抱きついちゃダメなの!」

「なんでー?いいじゃん親愛の証だよー?」

離れようとしない一之瀬は俺の背中にぐりぐりと頭を押し付けてくる。
あぁ、とりあえずバラバラに落ちた教科書と筆箱を拾いたい。

「一之瀬・・とりあえず教科書と筆箱拾わせてくれないか?」

「あ、うんそうだったね!ごめん!」

離れた。あっさりと。こんなことなら最初から理由を言うんだった。
教科書を拾っていると、筆箱が差し出された。顔をあげたら一之瀬だった。拾ってくれたらしい。

「お、サンキュー」

「いえいえ、」

「んで?俺のこと探してたみたいだったけど?」

「ん?あぁそうそう!えへへ、これこれ」

ポケットから取り出されたのは、ラッピングされた箱だった。
なにかプレゼントをもらう日だっただろうか、と首を傾げていると、一之瀬は笑った。

「はいこれ、土門に」

「ん、あぁ・・えと、これ何?」

「うん?今日って、男から好きな人にプレゼントしていい日でしょ?」

意味が分からない。まったくもって意味が分からない。
怪訝そうな表情の俺に、一之瀬は笑顔で説明しだした。

「リカから聞いたんだ!ホワイトデーって好きな人に物をあげるんだって!」

「それ大分色々と省略されてんぞ一之瀬・・・」

そんなわけで、ホワイトデーなのだということで一之瀬は俺に持ってきてくれたらしい。
バレンタインのお返しをする日なのだ、と説明すると、一之瀬は笑った。

「じゃあ、やっぱり俺があげる日でいいんじゃん!土門は俺にくれたし」

「うん・・・いや確かにクッキーやったけど別に・・」

「じゃあ俺からもう一つ!」

嬉しそうに笑って、一之瀬は俺の学ランの胸元を引っ張った。
廊下の方から隠すように首をホールドされて、頬に柔らかい感触。

「・・・・・いっ、いちの、」

「はい!確かに渡したからね!」

もうチャイム鳴るから、と笑って、一之瀬は廊下を駈けて行った。
おい、ちょっと待てよ・・・ここ廊下だぞなのにキスとかそんなお前・・。
廊下を走るなとかいきなりキスはやめろとか色々言いたいことはあったけれど。
いつの間にかポケットの中に感じる重みが愛しかったから、小言は放課後まで待ってやることにした。










あとがきという名の懺悔

何このバカップル。何このバカップル。おい。
ナチュラルに一之瀬が土門と違うクラスですがそれはご了承ください。
とりあえず、オープンな一之瀬とほだされる土門ということで。
廊下だろうがなんだろうが一之瀬はオープンです。仕方ないだって帰国子女。
土門はこの後教室に帰ってからかわれるといいよ、マックスとかに。
それで「やっぱり怒鳴っとけばよかった」ってなる。
放課後に結局怒られる一之瀬と叱る土門はデフォです。
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